今更ではなく今から



すでに口の中がひどい状態の人や、すでに何度も歯医者で治療を行ってる人が、今更予防して虫歯のできないような状態にしたいと思わないかもしれません。
ですがそれは誤りです。
予防と言うのは何もむし歯が出来ないようにするだけではありません。
口の中の環境を整えて、それ以外の問題も起きないようにするために行なうのです。

治療を終えた歯、神経の無い歯というものも、むし歯に再びなる可能性があります。
むしろ、神経が無いために痛みが分からなくなり、悪化しやすいのです。
銀歯を開けてみたら、むし歯でぼろぼろになっていたなんて事はよくあります。
治療を終えてるからこそ、その治療した歯を守るために予防が必要なのです。

せっかく苦労して治療が終わったのに、それから数年して全ての治療をやり直さなくてはいけないことになるかもしれません。
むし歯が出来ていっぱい治療した人は、やはり虫歯のできやすい状態のままです。
むし歯は削って埋めれば治療は終わりますが、虫歯ができることを食い止めてはいません。

出来るだけ再治療などを行なわなくて済むように、しっかりとケアして予防しておくべきですね。

虫歯のできる最大の原因はむし歯菌の出す乳酸などの酸です。
これが歯の表面を溶かして穴を開けます。
銀歯は溶けませんが、その土台になっているのはご自分の歯です。
今度は根っこがむし歯になってしまう可能性があり、しかも根っこは柔らかいのでむし歯の進行がとても早くなります。

治療が終わったからこそ、しっかり予防に取り掛かる必要があるんですね。

photo by: Shermeee

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

2012年1月24日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:歯を守る

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

CAPTCHA


このページの先頭へ