予防って何
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、予防歯科という分野があります。
その名の通り、病状が出る前に改善しましょうと言う事ですね。
例えばむし歯は、出来てしまうと削るしかありません。
出来る前に兆候を見つける事ができれば、削らずに治すことも可能です。
予防とは、予兆を発見し、状況を調べ、発症せずに済むように状況を改善することをさします。
歯の治療は、すでに病状が現れてるものを治すのが主な仕事でしたが、それでは今後に発生する虫歯や歯周病を抑えることはできません。
ですので、むし歯が出来やすい人には、むし歯にならないような指導と処置を行ないます。
歯周病でしたら、現在の病状を食い止め、今後の悪化を押し留めます。
そのほかにもいろいろなものがありますが、歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病を予防することが、予防歯科の目的だと思ってもらえればよいですね。
むし歯や歯周病は予防が出来るものです。
最高の薬は知識です。知っていれば防げる病気の中にむし歯も歯周病もあります。
まだ悪いところが無いのなら、今後も悪くならないよう、まずは検査を受けましょう。
今まで悪くなっていないのは、今後も大丈夫と言う保険にはなりません。
家族に口の中がひどい人がいれば、あなたも悪くなる可能性が充分にありますよ。
チェックとクリーニングを受けるつもりで受けてみましょう。
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2011年10月9日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:歯を守る