現状から改善
予防歯科で治療を行なう場合、今の状態をまず調べます。
例えば歯周病がひどく進行してるなら、まずはそれを直してから予防に入ります。
病気になってる人が、健康を維持するための処置を先に受けても意味がありません。
一番最初に行なうことは病気を治すことです。
むし歯、歯周病、かみ合わせ、顎のずれ、歯並びなどで問題点があるなら、そちらを優先的に治療します。
それらが全て終わってから予防処置に入ります。
治療中にも出来る予防はあります。
一番基本は歯磨きですね。歯医者さんで正しいブラッシング方法を教えてもらっている人は割りと少ないようです。
正しい磨き方を覚えて実践するだけで、かなり口の中の環境は変わりますよ。
歯磨きは、部屋の掃除と同じです。
普段汚し放題にしてる人が急に部屋の掃除をしようと思っても、なかなかはかどりませんよね。
普段からまめに掃除をして、ある程度綺麗にしておけば、大掃除をするときに楽です。
普段の掃除が自分で行う歯磨き、大掃除が歯医者で受ける治療だと考えて下さい。
部屋は汚れていても壊れたりしませんが、口の中は汚れてると病気が進行します。
しかも内臓や全身に影響を及ぼすこともあります。
しっかりと歯を磨くのは、数分もあれば出来る事ですので、意識をしっかりと持って行なうようにして下さい。
健康を口から維持すると考えれば、おろそかには出来ませんよ。
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2012年5月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:予防の種類