なぜ治療を繰り返すか
歯医者さんに行った経験のある人は多いと思います。
殆どの方が一度くらいは受診してるのではないでしょうか。
半年、一年前に治療したところが再び悪くなって再治療を行なったことはないでしょうか。
特に小さな金属を入れたところや、プラスティックで治療した部分がすぐにやり直しになるケースが多いと思います。
むし歯になりやすい人は、治療を行なってもすぐにむし歯になってしまうことがあるのです。
むし歯は目に見えないほどの小さな細菌の出す酸が歯表面を溶かす病気です。
神経の生きてる歯は、むし歯が進行してくると、痛みを発しますので、そこで自覚症状が出てきます。
歯医者さんでむし歯を治療する方法は、穴の開いたところを削って埋めますよね。
でも、そもそもの原因であるむし歯菌はそのままになっていませんか。
むし歯菌の数を減らさないと、むし歯は再発するのです。
痛みが出ていたり、穴が開いてしまった場合は、まずそこを埋めますが、その後で虫歯菌を口の中から減らす処置を行なわないと、また半年くらいで虫歯になってしまいます。
虫歯菌を減らすには、まず古くて歯に合っていない治療をやり直して、むし歯菌が住んでいそうな場所を無くしていきます。
口の中を常に清潔にして、汚れを減らし、それまで磨けていなかったところまでをしっかりと自分で磨きましょう。
殺菌剤やうがい薬も有効です。
定期的に歯医者さんで歯の表面にフッ素をつけてもらったり、PMTCと言うプロケアを受けるのも良いですね。
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2012年9月17日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:予防を行うと